検査について

上部消化管内視鏡検査
“胃袋”は、曲がった長ナスの形です。病気のない胃の内面の粘膜は、ビロード状でとてもきれいです。
胃カメラ検査は、食道や胃・十二指腸の内面を直接見る検査です。
早くて正確で楽な検査のコツは、のどの麻酔を“しっかり”です。
検査に必要な時間は約5分。必要な場合は、粘膜の一部を採取し顕微鏡で詳しく観察（生検病理検査）します。

大腸は四つのヘアピンカーブをもつトンネルです。
内面から見た粘膜はつやがあり微細な血管が網目状に透けて見えとてもきれいです。
大腸内視鏡検査は、大腸の病気を明らかにするために直接“トンネル”の中を直接見る検査です。
正確な検査のコツは、検査前の“十分な洗浄”です。
検査に必要な時間は約15～20分。必要な場合は、粘膜の一部を採取し顕微鏡で詳しく観察（生検病理検査）します。
※使用した内視鏡スコープは検査1件ごとに自動洗浄機洗浄しています。

皮膚の表面から超音波を送信し、体内からの反射（エコー）から身体の断面像を作ります。
特別な準備はいりません。リアルタイムの像が見られます。
腹部では、5つの臓器（肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓）を中心に膀胱、子宮、前立腺、腹部大動脈、腸管を含めてその形や動きを見ます。必要があれば甲状腺、頸動脈、乳腺も見ています。
検査に要する時間は約10分。